母に感情はあるのか?

こんばんは、Nakatanです。

 

母がお菓子を送って、メロンを送ってくれた、妹から、そのお礼の電話がかかってきました。 

話の最後は一方的な、母の昔話が続きます。

「私、19歳だったと思うの。姉さんが結婚して

すぐに

盲腸で、手術する時に、私、お父さんに連れられて、手術の日に泊まって、お父さんは私を

置いて帰った。

 

そのあと、ひとりで看病。

私が下の布団で寝てると、起きるように、電気をつけられる。

 

今度、次の日からひもで、手首を繋いで寝るんだよ。

 

自分がトイレに行きたかったら、ひもをツンツン引っ張る。

 

トイレに行きたい時にやられる。10日間入院している間、そうだった、でしょう?

 

退院してからも12月30日まで

手伝ったのよ。

帰りたかったけど。

姉が帰れって言わない…。

そしたら、30日になって…。

 

明日、帰ってもいいよって急に言われたのよ?

 

帰りどうやって、帰ればいいかわからないじゃない。

朝9時に出て、家の近くの駅で、降りて 12時から夕方の4時まで歩いた。

昼ご飯食べてない。周りに家はない。だんだん暗くなってきて、

そしたら

途中で知ってる人に、会って、家の前まで送ってくれた。

 

ありがたかった。

 

家に帰ったら、居なかった、大きな犬が二匹いて、吠えられた。

そしたら、母が出てきて、やっと家に入られた。

 

4時間歩いていた時、私死んじゃうのかな 家に帰れるのか考えちゃったもの。

姉は、きついのよ、

どんなにいじめられたか。

 

そしたら、また、本家の兄が来て、明日沼田の切りするんだーって何とかって言ったの。

行けって言ってきたよ私に。

あの山の上のてっぺんに行って、手伝って来いって言うの。

 

それで、私、手伝いに行って、夜遅くなったから,泊まったよ。

次の日、本家の兄の弟が迎えに来て、役場まで連れて来てくれた。

男の人の足だと早いじゃない、やっとついていくのが、大変だった。

そのあと、ご苦労さんの言葉もないよ」

 

話の途中で。

 

「あ、ごめんね。ごはんのしたくするの、はーいありがとう」

 

いつも会話が長いので相手から

電話を切られた。

 

母の親もなかなか、すさまじいと私は、おもう。この人はそれに、気がついてないようだ。

 

母は、怖かった。嫌だった。死んじゃうんじゃないかと思ったと話してる。

そんな、感情があったことに 

私は、正直 びっくりする。

 

私にたいしては、まったく感情は、なかった。

 

あるとしたら、怒りしかなかったから・・

 

この人には、人間の感情(やさしさ)っていうものを

持ち合わせていないと思っていたから  

 

 

長くなったので、次に続きます。